みなさん、こんにちは!
気づいたらアコギ歴15年となっていたギタまるです!!
突然ですが、みなさんはどんなアコギ弦を使っていますか?
最近はいろいろなメーカーからたくさんのアコギ弦が販売されており、選ぶのに迷ってしまいますよね。
いつも使っている弦をなんとなくずっと使っているけど、
ほかにいい弦があったら使ってみたい!
しっくりくる弦を探したい!
と考えている方もけっこういらっしゃるのではないでしょうか?
弦って意外とお金がかかるし、せっかく冒険したのに思ったのと違うとショックですよね(笑)
僕も最初の頃はしっくりくる弦を探し求めて、楽器屋であらゆる弦を買いまくり、ついにはネットで海外から弦を取り寄せるなどといった暴挙に出たこともありました・・・。
今回は、そんな僕が本当にオススメできるアコギ弦を厳選して3つご紹介します!
幾多の弦選びに失敗してきた経験から断言します。
これはマジでオススメのアコギ弦ですのでぜひチェックしてみてください!!
弦は定期的に交換しよう
まず前提ですが、弦は消耗品です。
アコギを弾いていくうちに、手の汗や見えない汚れが付着し、弦がサビていきます。
弦がサビてくると、以下のような症状が起こってきます。
- 弦が引っかかってスムーズに運指ができなくなる
- 音がこもってくる
- 弦を押さえるのに余計な力が必要になり指が痛くなる
- 弦が切れやすくなる
ギターのパフォーマンスを引き出せなくなることはもちろん、練習もはかどりません。
何よりギターを弾いていて気持ちよくありません!
アコギを弾いていてなんかしっくりこないと感じたら、弦の交換をオススメします。
ギターを弾く頻度などにもよりますが、大体1ヶ月に1回を目安に交換するのが理想といえます。
ブロンズ弦とフォスファーブロンズ弦
さて、弦を選ぶときにブロンズかフォスファーブロンズかどちらの弦を選ぶかがまずはポイントになります。
この2つは弦に使われている材質名ですが、それぞれ以下のような特徴があります。
ブロンズ弦
- 巻弦の見た目が金色
- 材質は銅と鉄とスズで出来ている
- 昔からある定番の弦
- 音はフォスファーブロンズに比べると高音が落ち着いており、ふくよかな音色
- フォスファーブロンズに比べると若干安く買える
フォスファーブロンズ弦
- 巻弦の見た目が赤金色
- 材質は銅とスズとリンで出来ている
- ブロンズ弦より後に販売された弦で、各社で定番弦となった
- 音はブロンズ弦に比べると全体的に煌びやかな音が特長で、シャリシャリした音色
- ブロンズに比べると若干価格が高い
一概にどちらが良いというものではなく、ここは好みの問題になってきます。
まだ使ったことのない材質の弦があれば、同じブランドの弦で引き比べてみることをオススメします!
材質でそんなに変わるの?結局使ってるギターのポテンシャルでしょ?と考えている皆さん、、、
マジで全然違うので是非試してみてください。
ちなみに筆者は基本的にはフォスファーブロンズ弦を使用しています。
特にエントリーモデルのアコギにはフォスファーブロンズがオススメです!!
一気に音色が豪華になって音が良くなったと感じると思いますよ!(体験談)
ノンコーティング弦とコーティング弦
続いて弦選びで重要になるのが、ノンコーティング弦かコーティング弦のどちらを選ぶかです。
コーティング弦というのは、弦に特殊なコーティング加工がされている弦のことをいいます。
コーティング加工がされていることで、汗や汚れから弦を守りサビにくくなっているのです。
コーティング弦はノンコーティング弦に比べて大体1〜2ヶ月ほど長持ちしますが、価格も約2倍程度高くなるのが特徴です。
そのほかの特徴としては、コーティング弦の方がコーティングがしてある分、弦を押さえた時の感覚がツルツルしているものもあります。
コーティング弦に慣れると、ノンコーティング弦は指が引っかかる感覚があります。
こちらも予算や好みの部分にはなりますが、筆者はかれこれ5年くらいずっとコーティング弦を使用しています!
ゲージ(太さ)も実は重要
ギター弦はゲージ(太さ)も選べるようになっています。
ブランドによって名称が違ったり、異なるゲージも販売されていますが、基本的には以下のゲージが主流です。
- エクストラライト(.10~.47)
- カスタムライト(.11~.52)
- ライト(.12~.53)
- ミディアムライト(.12.5~55 .13~53など)
- ミディアム(.13~.56)
ゲージが太い方が骨太のサウンドが得られ、音量も大きくなりますが、弦を押さえるのに力がいります。
ゲージが細いと音量や音の太さは劣りますが、弦が押さえやすくなります。
ただし太い弦はその分テンション(張力)がギターにかかってしまうため、ネック反りやブリッジ浮きの原因にもなりかねないのでミディアムライト以降の弦を張るときは注意しておいた方が無難です。
基本的にはライト弦がスタンダートのゲージとなるので、特にこだわりがなければライト弦で間違いないです。
あとはご自身のプレーしたいスタイルに合わせて弦を選ぶと良いでしょう。
例えば、ソロギターなどを楽しみたい人は押さえやすい細いゲージの弦を張ったり、ブルーグラスなどの音楽を楽しみたい人は骨太のミディアム系の弦を張ったりという具合に選んでみるのもおすすめです。
筆者はライト弦とカスタムライト弦をギターによって使い分けています!!
オススメのアコギ弦
いよいよ僕がオススメするアコギ弦をご紹介します!!
1.Elixir エリクサー
エリクサーは1997年に誕生した比較的新しいブランドですが、今では多くのプロミュージシャンからも絶大な信頼を得ている最強のブランドです。
エリクサーのコーティング弦は非常に評価が高く、なんとあのテイラーギター公認の推奨弦にもなっているんですよ!
ほかのブランドでもコーティング弦は出ているけど、弾き心地と寿命がエリクサーには敵いません!
エリクサー社独自の極薄コーティング加工で、自然で煌びやかなサウンドも守られています!
肝心の音色ですが、抜けがよく低音もしっかり鳴ってくれます。
ストローク・アルペジオどちらにも適しているので色々なプレイを楽しみたいという人には最適ではないでしょうか。
エリクサーはコーティング弦がメインのため、ノンコーティング弦と比べると価格は高いですが、ギターを弾いていてとにかく気持ちがいい!!
まだ使ってないという方はぜひ使ってみてください!マジで世界が変わります
2.MARTIN マーティン
言わずと知れた超有名ブランドのマーティンから発売されているアコギ弦です。
2018年にラインナップがリニューアルされて、より洗練された仕様にチェンジされています!
50年の歴史があるマーティン弦の音色は、まさに洗練された音色。
ギラギラしたパンチのある音という感じではありませんが、これぞアコースティックギター!というような温かみがあり、ギターのポテンシャルをしっかり発揮してくれるような音色になっています。
マーティンギターは高価でなかなか手が出ないけど、弦なら手が出しやすいのも嬉しいですよね
また嬉しいポイントがアーティストモデルとして、3大ギタリストでギターの神様と呼ばれているエリック・クラプトンや、超絶ギタープレイヤーのトミーエマニュエルモデルの弦があるところ!!
アコギは特に弦のゲージで音の雰囲気が一気に変わるのでクラプトンやトミーファンの方は一回は試してみる価値ありです!
ちなみにノンコーティング弦とコーティング弦(ロングライフ弦)どちらも販売されていますが、コーティング弦はエリクサーの方が長く持つ印象です。
独特の滑りやすさがあるコーティング弦の感触が苦手な方はマーティン弦がおすすめです!
ノンコーティング弦ならマーティン一択です!
3.D’Addario ダダリオ
ダダリオはアコギ弦はもちろん、エレキベースやバイオリンなどさまざまな楽器の弦を扱う弦の専門ブランドです。
ダダリオのルーツは1860年代のイタリアで、なんと羊や豚の腸(ガット)を弦の主材料にしていた頃から弦の製造をおこなっていたという非常に長い歴史のある世界的な弦ブランドです。
今では当たり前のように使われている80/20ブロンズ材ですが、なんとダダリオが初めに採用したというまさにアコギ界のパイオニア的存在なんですよ!
音色は低音と高音がはっきりしていて、ややドンシャリ系寄りのサウンドの印象。
比較的安価で購入できるのに、品質は一級品という何かとお金がかかるアコギプレイヤーにとって強い味方です!
またダダリオはコーティング弦、ノンコーティング弦のどちらも販売しているのも嬉しいポイント。
エリクサーやマーティンとは違う弦を試してみたいという方にもおすすめですよ!
世界的にもシェアトップクラスのワールドスタンダードの弦ですよ!
一回試してみて損はない素晴らしい弦ブランドです!!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は僕が本当にオススメするアコギ弦を紹介しました。
定番ばっかじゃねーか!!という声がわんさか聞こえてきそうですが、
高品質だからこそ世の定番になってるんですよ!!!
これまで数多の弦を取り寄せて試して、たくさんの後悔をしてきたからわかります・・・。
マジで定番の弦は、伊達に定番を名乗っていないということが・・・(笑)
アコギは弦によってサウンドが大きく変わります。
弦選びもアコギを楽しむポイントだと思います!
是非この機会に自分の好みに合った弦ブランドを探しみてください!
最後までご覧いただきありがとうございました!!
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